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出窯 むかしのブログ
by izurugama-archive
熊本の窯元 「出窯」 の
2006.5月 ~ 2009.2月 の
記事をまとめたものです

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米国陶芸へ憧れ

2007/12/16のBlog

米国陶芸へ憧れ_b0184164_11331435.jpg
今年も
ちょこまかと色んな展示会をやり、
そのための製作をしました
中でも
キース君が来日し
共に同じ空気の中で作陶したこと、
かけがえのない体験です。

でしゃばりすぎず、
言うべきことは、はっきりと言う
ほんとに
付き合いやすく、朝から夜まで一緒なのに
くたびれない。。
かけがえのない親友の一人です。
米国陶芸へ憧れ_b0184164_1134144.jpg
今回の穴窯
佐賀県は唐津から、アメリカ人の強力な助っ人
ジョナサン君 向かって左 →→

彼は
唐津の大きな窯元で研鑽中
その前は、米国ミネソタ州のR. ブレナハム氏の工房で勉強
 http://www.csbsju.edu/pottery/default.htm
いまは
そのブレナハム氏もその昔、研鑽を積んだ、その唐津の住人
これまた、、
轆轤の上手い男で
ウワ薬用の薄~い生地を、きちんと挽きます。
米国陶芸へ憧れ_b0184164_11345660.jpg
窯の火前の方の窯詰め
彼らアメリカンペアに殆ど任せましたが、

面白かった!!

「ここにはチカちゃんのFunky plate(面白い皿)とFunky cupを重ねて、、」

「いいねぇ!そこの隙間にはNori(僕)のFunky Yunomiを、、」

そっか、 これってファンキーなんだぁ!
見方、かっこよさの感覚って面白い!! FUNKY!!

窯詰め~窯焼き
彼ら、若きアメリカンペアは、 ずっと
陶芸について熱く熱く 語り合ってました。
米国陶芸へ憧れ_b0184164_11354212.jpg
念のため! って思いますが
アメリカって
とても陶芸の盛んなところですよ!

いつか受けた質問
「アメリカにも焼き物ってあるの? 大工っているの?」
とか
「やっぱり陶芸の中心は日本なんでしょう??」
なんて、、、

そのときは、上手く答えられなかった

はっきりといえるのは
陶芸人口は日本と変わらないし、
穴窯(薪窯)を焼く頻度は、もしかしたらアメリカのほうが多、、
米国陶芸へ憧れ_b0184164_11363796.jpg
ギソウ、 自転車マナー、 公害、 ヤクガイ、、
これ以上いったらやばい状態になるまで目をそらすんでなくて
せめて、
伝統工芸やモノツクリの分野は
狭い場所だけで思考しないほうがいいのかも、、

熊本県の場合も、
20歳台でモノツクリを目指す人、 何人くらいいるのか?
外国の方が憧れる日本の風景を、 簡単に壊してないか??

陶芸、モノツクリの中心が日本とは、

僕は言えません。。
# by izurugama-archive | 2010-02-08 11:37

アメリカン陶芸

アメリカン陶芸 _b0184164_1125355.jpg
この ひと月半
キース君が、僕の工房に滞在
とてもドキドキで充実した時間をすごしました。
本当にたくさんの方たち
このブログをもっても
先に、お礼を伝えるべきところですが、

「何故、僕がアメリカ陶芸に憧れるのか??」
すこし書きたいので。
アメリカン陶芸 _b0184164_11253680.jpg
おもえば
アメリカの陶芸家たち、出会った全てのひとが
作るのが上手い
例外なく上手い。

キース君も
とても轆轤がうまくって、面白く
勉強になりました。

面取り
轆轤などで成型した丸などの形を削ぎだす技法
一般的に誰でも取り組むやり方です。
アメリカン陶芸 _b0184164_11262829.jpg
僕も
波型に削って動きを見せたり
大工のつかう鋸の刃で表情を出したり、、
割と
とっつきやすい技法だからこそ
自分のやり方を探そうと、暗中模索。

今回、
彼が来日、来熊する前に
展示会用に、 と送ってもらった数枚の写真
面取りのウツワたち

なんて動きがあるんだろう!
アメリカン陶芸 _b0184164_11294883.jpg
硬くって動くはずもない陶磁器のそれ、
風のように、
波のように、、
しなやかに、またスピードをもってゆれ始めて。。

キースに
アメリカから運んでもらった現物は
写真よりも、さらに能動的に動き出しそう。。

それは、
実際に作られるところを目にしてわかった!!

まだ粘土がとっても軟らかいうちに
まっすぐに削がれた面が、
轆轤の回転(時間)の中で本当に動き出す。。
アメリカン陶芸 _b0184164_11305317.jpg
風や波のように揺れて見えるカタチは、
本当に動いてたんです。

こんなとこ、
本当にアメリカの連中に、羨ましさを感じる

(続)
# by izurugama-archive | 2010-02-08 11:31

窯焚き疲れが取れない40歳台、 か

2007/11/28のBlog

窯焚き疲れが取れない40歳台、 か_b0184164_11231233.jpg
すこし長引きながらも、、 楽しい窯焚きでした

お手伝いをしてくれる人がたくさん居る、やはり

有難い。

いつもは、ほんとに少な目の人数でやってる穴窯焼き、
別に少人数精鋭部隊での焼成を目指すつもりは全くないんですが、、
手伝いに来てくれる方の拘束時間のことは、やはり
気になります。。

キースくん、 ジョンくん、 アツコさん、
チカちゃん、 チホちゃん、 キンタちゃん、
ヨシオカくん、 そして、ヨシコさん
また、
足を運び、元気を置いてってくれた方たち、、

ありがとうございました。

66時間の窯焚きでした。

窯詰めから数えたら、軽く100時間を越える、、
緊張が続く、窯主って、わりとたいへんっすよ。

キース君は、 さすが! でした。。

薪窯の豊富な経験に支えられてるし、
彼の謙虚さは、
自分と違う焼き方に対しての、もっのすごい好奇心と敬意にあります。
もちろん、
自分の焼き方もきちんと発言し、僕との接点を見つけようとする、、
僕よりもずっとわかいのに、、

大人です。

この窯の成果(?)は今週末からの二人展で!!

詳しくは、リンクの「器季家」をごらん下さい。。
# by izurugama-archive | 2010-02-08 11:23

出窯自慢の名シェフ

2007/11/22のBlog

出窯自慢の名シェフ_b0184164_11213228.jpg
もう、すっかり出窯の環境になじんだキース君

彼は料理も得意です。

コレは先日の中華麺を使ったメニゥー!!

豆板醤をとっても気に入ったようで、、かなり、

スパイシー!!

でも、メッチャ旨いんです。

多くのアメリカ人たちは どっろどろに麺を茹でてしまいます。。
お湯を切ったざるの網目の跡が残るほどに、、

しかし、
彼は麺を最後に茹でる!
僕らには当たり前のことのようですが、
これだけで

期待が出来るんです

ほんとに美味しい!

キース君、

よかったらずっといてよ!!


サングラスをしたま~んまご飯を食べるのはアメリカ人。
でも青目の彼らは日差しにとっても弱いんです
# by izurugama-archive | 2010-02-08 11:21

宮沢さん ありがとう !!

2007/11/15のBlog

ところでところで、、

先日は11月1日のこと

熊本県は天草の公募展にて 僕のウツワが

「宮沢りえ 審査員特別賞」をいただきました!!!!!
宮沢さん ありがとう !!_b0184164_1119195.jpg

ひとつの世界を持った方に気に入ってもらえたこと、

グランプリ以上に嬉しい!

いま、
熊本市の島田美術館で 「十器展」

会場に持ってってます。
宮沢さん ありがとう !!_b0184164_111951100.jpg
見に来てくださいね!
# by izurugama-archive | 2010-02-08 11:20